家計や保険を見直したくて、FPの無料相談を調べてみた。申し込みフォームも開いた。なのに、最後のボタンが押せない……。
その最後のひと押しが、なかなかできないものですよね。
わが家は夫と中1の息子、小3の娘の4人家族です。1人目が生まれたとき、2人目が生まれたとき、それから息子の中学進学前。家族の節目ごとに3回、FPさんに保険を見てもらってきました。
申し込む前に引っかかりやすいことを8つ、わが家の話もまじえてお話ししますね。
不安1:無料なのはなぜ?あとでお金を請求されない?
いちばん気になるのは、たぶんここです。
無料のFP相談は、相談した人からお金をもらう仕組みではありません。相談がきっかけで保険の契約が決まると、保険会社から手数料が入る。それで成り立っています。
相談しただけでお金を請求されることは、基本的にありません。契約しなかったときも同じで、わが家が受けた3回も全部無料でした。
FPさんが保険の話をしてくるのは、この仕組みがあるから。そうわかっていれば、提案されても慌てません。聞いたうえで決めるのは、あなたです。
不安2:強引に勧誘されたらどうしよう
断りきれるかどうかも、心配なところです。
提案された保険に入る義務は、まったくありません。その場で決める必要もなく、「家族と相談します」「一度持ち帰ります」と言えば十分ですよ。
わが家の場合は、入りたい保険や希望がある程度決まっていたので、それに合わせて提案してもらえました。
担当者を変えてもらえる窓口や、しつこい勧誘を報告できる仕組みがあるサービスもあります。気になるなら、公式サイトで「担当変更」や「勧誘」のところを読んでおくといいですね。
最初に「今日は話を聞くだけのつもりです」と伝えておくのも手です。
不安3:収入や貯金の話をするのが恥ずかしい
家計の相談では、収入や貯金、ローンのことも聞かれます。ふだん人には話さないことばかりです。
でもFPさんにとっては、提案を考えるための大事な材料。「貯金が少ない」「家計がどんぶり勘定」なんて相談は、めずらしくありません。そういうときこそ、相談する意味があります。
言いたくないことは、「だいたい○万円くらい」とざっくりでかまいません。正確な数字がなくても、どこから見直せばいいかは相談できます。
不安4:知識ゼロで何を聞けばいいかわからない
保険の言葉がわからなくても、心配いりません。わからないから相談するんですから。
用意しておくと話が早いのは、このあたりです。
証券が見つからなくても、相談はできます。「何に入っているのか、よくわからない」。それも立派な相談内容です。
保険は一度入ると、保険会社とやりとりすることがあまりありません。わが家も、先進医療特約に入っているつもりでいました。ところが入っている保険をチェックしてもらったら、10年の期間が終わって外れていたんです。
不安5:夫と一緒じゃないとダメ?時間や場所は?
夫の保険も見直したいなら、一緒に話を聞くかどうか、先に夫婦で決めておきましょう。
わが家は3回とも、家に来てもらいました。訪問のほうが楽だったからです。1回の相談は1時間くらいでした。
相談のしかたと時間の目安は、サービスによって違います(2026年10月時点の公式サイト)。
| サービス | 相談のしかた | 時間の目安 |
|---|---|---|
| All About 家計相談所 | 対面(自宅・カフェなど)、オンライン | 1〜2時間程度 |
| マネーサファリ | オンライン、来店 | 1時間程度 |
オンラインだと、カメラをオンにしてほしいと言われることがあります。部屋が映るのが気になるなら、背景ぼかしを使うか、壁を背にして座ってください。
不安6:申し込んだら電話がたくさんかかってくる?
申し込んだあとの連絡は、サービスによって違います。
All About 家計相談所は、カスタマーセンターからメールが届きます。マネーサファリは、LINEから予約します。申し込んだら、メールやLINEを見落とさないようにしてくださいね。
申し込みから相談までの流れ
申し込んでから相談するまでの流れも、少しずつ違います。
All About 家計相談所
- 申し込みフォームに、希望の日時と場所を入れる
- カスタマーセンターからメールが来て、FPさんを紹介してもらう
- 自宅やカフェ、オンラインで相談する
マネーサファリ
- LINEで希望の日時を選んで予約する
- 相談内容に合うFPさんを紹介してもらう
- 話を聞いてもらい、アドバイスやプランを提案してもらう
相談が終わったら、言われたことをメモしておきましょう。あとで家族と話すときに役立ちます。
不安7:結局、保険料が上がる提案をされるのでは?
上がるか下がるかは、今の保険と家族の状況しだいです。保障を手厚くする提案もあれば、重なっている保障を外して保険料が下がる提案もあります。
言われたとおりにする必要はありません。「この保障、本当にいりますか?」「なくしたら何が困りますか?」と聞いて、納得できたものだけ選べばいいんです。
わが家は毎回、入りすぎている保険がないか、足りない保障がないかを見てもらいました。子どもが生まれたり大きくなったりすると、必要な保障も変わります。3回とも、そのときの家族に必要なものだけを選べました。
不安8:どんなFPに当たるかわからない。相性が合わなかったら?
FPさんにも、得意な分野や経験の長さに違いがあります。相性が合うかどうかは、会ってみるまでわかりません。
ひとつの目安は資格です。FP技能士(2級以上)や、AFP・CFPを持っているかどうか。サービスによっては、担当の人のプロフィールや資格を前もって見られることもあります。
話してみて「なんだか合わないな」「説明がわかりにくいな」と感じたら、無理に続けなくてかまいません。別のサービスで相談し直せばいいだけです。All About 家計相談所なら、相談の前に担当を変えてもらうこともできます。
わが家の3回は、時期がそれぞれ離れていました。そのたびに、そのとき頼める人をネットで探して申し込んだので、毎回ちがう会社です。特定の人とずっとつき合っているわけではありません。ずっとお世話になる一人を最初から探さなくても、そのとき相談できる人がいれば十分です。
申し込む前のチェックリスト
ボタンを押す前に、ここだけ確かめておきましょう。
迷っているなら、まずは「話を聞くだけ」でOK
聞くだけでいい、断ってもいい。そう思えたら、申し込むのもそんなに怖くありません。
保険は、一度入ると何年もそのままになりがちです。わが家が出産や進学のたびに見てもらったように、家族の形が変わるときに一度見てもらいましょう。ポイ活やマイルでコツコツ節約するのと同じで、固定費もプロに見てもらうと気づくことがあります。入っているつもりの保障や、もういらない保障です。
ちなみに、私が相談したのは毎回ネットで探した別々の会社です。このあと紹介する2つのサービスは、使ったことがありません。相談したいやり方に合わせて選んでくださいね。
- 家に来てほしいなら:All About 家計相談所(自宅やカフェでの対面、オンラインにも対応)
- 家に人を呼ばずに相談したいなら:マネーサファリ(オンライン・来店。LINEで予約)
※相談のしかた・時間・連絡方法・流れは、2026年10月時点の公式サイトの情報です。申し込む前に公式サイトで確かめてください。
保険のほかに、わが家が続けている家計の工夫はこちらに書いています。




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